2013年4月19日金曜日

呼吸らのテーマ?

C.T.T.という会で試作品を上演して以来、久々にウォーリー木下さんのクラスにお邪魔しました。
 現在も変わらず、ピーター・ブルックの創作現場のように(言い過ぎか?)道具やアイデアを持ち寄って、大の大人達が子どものように自由な発想で「遊ぶ」創作が今日も行われました。
物干ロープのような仮舞台装置を稽古場にしつらえて、持ち寄った服や小道具をつかってアイデア出しが行われます。どんどん思いつきを出してゆくと、ぽつぽつと面白いパフォーマンスが出てきます。それをみんなでやってみたり、アレンジしたり・・・。
作品の芽がいくつも生まれてくるようです。

稽古の最後には「呼吸らのテーマ」と呼ばれていた、合唱?呼吸で奏でる音楽?も前回続いて行われました。バリ島のケチャの合唱のように、口や拍手などからだから発する音を重ねて、音楽のように演奏する試みです。もちろんこれが本番で使われるかどうか、お見せ出来るレベルに仕上がるかどうかもわからないのですが、メンバーは極めて真剣に、かつ前向きに取り組みます。まだ二回めの練習にも関わらず、聞いている私には、あるイメージが喚起されました。すごい!

メンバーの発想やイメージの膨らませ方が確実に豊かになっている印象を受けました。変化や意外性に富んでいて、「何が起こるんだろう?」という興味がわくのです。どのような作品なるのかはまだ良くわかりませんが、少なくとも刺激的な(飽きさせない)作品に仕上がる予感がします。

稽古動画はこちら

http://youtu.be/dkd0hA4I0dY

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