2012年7月23日月曜日

嘘をつくのは難しい


4回目ワークです。メモに少し追記しながら、ブログに残します。

俳優とは?を考えるゲーム「嘘つきは誰だ」
3人1チーム、4チームで行います。
紙が各チームに配られる。3枚は何も書いてない。1枚は指示が書いてある。例えば、「ジャンケンをする」という指示がある。どのチームに指示の紙があるのか、考える。疑われたら、マイナスポイントが入る。

お題「ジャンケンを五回する」
指示1「勝った人は大喜びをする」
チーム黄色が、大敗。
敗因:最初にやったから?

指示2「いつもあいこ」
所感:様々なチームが不自然になっていきました。

お題「逆立ちをするシチュエーション」
指示3「逆立ちに失敗する」
チーム黄色が大敗
逆立ちを出来ない人がやれば、リアルに見えるかも?

お題「メールかブログかツイッターを読む」
指示「嘘をつく」
チーム黄色が大敗
なぜ大敗するのか? → 雰囲気がおかしい?

同じお題でもう一回同じチャレンジ。すると票がわかれる。
次のお題へ。

お題「誰かに電話する。」
指示「電話をする振り。」
票がわかれる。
結果:チームりすさん

お題「椅子を並べる」
指示「バカヤロー、いまなんじですか?、あくび」
チーム黄色大敗
・コトバのきっかけを探していた
・椅子がすぐに片付けられて、あくびをする時間がなかった。

その後、全員が同じお題「バカヤロー、いま何時?、あくび」で勝負。
それぞれのやり方を披露。芸術点を競う。ここで言う芸術点とは、如何に自然に出来ているかどうか。

所感
・思いっきり指示がわかるようにやる方法もある。敢えてのパターン。
・前の状態と今の状態との比較で、役者のリアルを判定する場合がある。
・ストーリーを作る=構成を立てるのではなく、自然なラインを考えた。雑談ベース
・椅子をゆっくりと並べたことで、時間を作ることが出来た。
・全員が同じ指示だということで、心の余裕が出た。
・2対1の状態をつくって、あくびをしやすくした。
・芸術点が低いチームの反省は、ゲームとして笑ってしまう事、会話のキャッチボールになっていない事、勝手に話している、わざとらしくならないようにと考えると話が続かなくなった、何もしない人がいなかったなど。

ここでチーム変えました。
お題「1、2、3の順番で競う」
4チーム走る、その後芸術点を見る

追加お題「走りながら、体の癖を出す」
追加お題「順位は、自己申告制」

所感
・体の癖をみようとすると、他の意図が見え辛くなる。

お題
一人は、一言も喋らない。但し、この人は時計を一分に十回は見る。他の二人は以下のセリフを言う。「どこまでいくの?」「なんで手汚れてるの?」「明日は違うでしょ」「さよなら」3人の中で1人、変な笑い方をする。最終的には、順番にその場を去る。

4チームの発表(ポイント制で競う)

参加者所感
・段々芝居らしくなってきた
・自然に出てくる難しさ
・言うタイミングを計ろうとすると、相手の話を聞く必要がある
・作らない演技が少しずつつかめた気がした
・伝聞の中でセリフをいうと言いやすい
・言おうとするよりも、そういった状況に如何にもっていけるか (短距離より長距離の方が、状況が作れる)
・動きと言葉の比重。
・相手に言わせる誘導をした方が、楽にいける。
・決められた事をしっかりやりつつも、自然に見えるのはとても難しい。普段、そんなに意識して行動しているだろうか。人間の普段と近い事を想定してやれば、なんとかなるのかも。
・自然のままにもっていくのは、とても難しい。意外と自然に見えない場合もある。嘘をついてないのに、嘘をついているように見える。それはショックだ。
・自然に演じようとしたら、素の自分になる。それだと魅せる意識が無くなる。

ウォーリー所感
一辺にたくさんの事は出来ない。人に観られるという点は今日はやらなかった。どこかで、人に観られる、と言う事はやります。コンテクストの話が良く出てくる本として、平田オリザ氏の著作があげられます。

<来週のテーマ>
ぎこちない人を演じてみよう?
8月は戯曲月間です。8月13日(月)までに戯曲を読んできてください。
どんな戯曲でも結構。持ってきた人が、その戯曲について詳しい事が必要。

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