2013年2月11日月曜日

C.T.T.京都事務局試演会に向けて

ウォームアップ後、突然舞台上に美術をセットしていく。机と椅子と、その他あるもので。また、みなさんが持ち寄った子供の頃の思い出の品も舞台上に配置してもらいました。

その後、歩いたり止まったり。空間の把握です。

チームの中で、リーダーを作って、その人が最初ひたすら動きます。
周りにいる人は、基本止まっているが、リーダーの行為に影響を受けたら=インスピレーションを受けたら、動き始めても良い。また、リーダーの行為に対して、周りの人間は心象を言葉にしたり、ツッコんだりしても良い。

一度やって、ウォーリー感想、説明
・言葉だけバージョン、動きだけバージョンをやってみよう。
・言葉を大きめに。セリフは被らないように。
・動きバージョンは、固まらないこと。インスピレーションを受けたら、そのイメージをその場で行ってみて欲しい。

浦瀬さんをリーダーにして、言葉バージョン。
YAKOさんをリーダーに、動きバージョン。

追加説明
・動く主の人を主電源とします。主電源は、最初15秒を与えますから、15秒で一つ動きを決めてください。途中で動きを変化しないこと。

主電源の動きに連鎖していくことが必要であり、それがどうなるか、観てみたい。

さっちゃんをリーダーに動き。
次はリーダーが二人。ていさん、きくちゃん。

追加説明
・主電源は、同じ動きを繰り返すこと。
・周りは、動きに影響を受けて、動きの総体が変化していく。
・動きとしてわけのわからない動きを行いたいので、紙にワードを書いて、それを動き化していく。「流れ」「差別」「社会」などなど。(リーダー以外は、このカードの中身を知らない。)

YAKOさん、浦瀬さんがリーダーでやってみます。周りは、言葉も動きも。
「社会」と「流れ」がカード名でしたが、二人ともかなり苦戦している模様。

伊藤:抽象的なワードで動く時の、心身の解放をどのように行うのか。段階があるかもしれない。浦瀬さんが、動きのリーダーで照れ笑いをした時に、その照れ笑いの動きを、動き化したことに少し驚きました。しかし、自分のもっている動きの引き出しの範囲を超えないことを、どのようにクリアするのか。

ウォーリー狙い
・ずっと同じ動きだけをして欲しい。途中で変化させない。ジェスチャーゲームにならないように。
・表現が伝わる必要が無い。動きだけで追求していきたい。

伊藤:意味から解放されて、動きをつくるのは、とても難しいのかもしれない。俳優は意味を、ストレートに追い求めてしまうかも。動きの連鎖がいつ起こるのか。じっくり待つ時間。動きの訓練が必要かもしれない。音声で意味から逃れることは、もしかしたら容易? だからこそ、言葉は怖い。

ウォーリー狙い
・頭の訓練すること。周りがそれをやる。
・主電源は、全く頭を使わなくても良い。

学良、さっちゃんが主電源でやってみます。
学良がふらふら動き。さっちゃんが、腹筋を継続。
そこで、周りがどういった動きが出てくるのか。

伊藤:動きの連鎖の方法が、人によって凝り固まっている場合がある。

ウォーリー:連鎖の方法で、それぞれの個性が出ている。ある意味良いことだけれど、展開・転回されていかない。受ける側はもっと自由になって欲しい。発動してくる何かがあるはず。電源側は重要ではない。受ける側は、柔軟である必要がある。

といった、この主電源によるインスピゲームを経て、
・子供を演じるということの作文
・子供を調査しておこした台本
を使って、改めて舞台化。

ウォーリー:一見混沌としているが、実はルールがある作品を作りたい。これが、子どもを演劇化する際のヒントになるんじゃないかと思った。

ーここで休憩ー

その後、意味から逃れる動きを探るWS
真ん中のモデルが動きます。周りがそのモデルを見ながら、どのように見えるのかを言います。モデルは、とにかく周りの人間が何も言えなくなるような、そんなポーズ/動きを目指す。

その後実践。
映像録画あり。

ウォーリー感想
・がくりょうが子供を演じている時、みんながだるまさん、面白かった。
・動き始めると止まれない人がいる。意味もなく動く状況は、よくない。見るときは、止まってください。インスピ受けたら動く。見ている時は止まる。
・人間っていいな、という歌が出てきた時は良かった。
・菊ちゃんが、意味で取りすぎている。無意味な動きが少ない。
・菊ちゃんが、枕説明している時の全体の雰囲気が良かった。
・1:6、といった構成が入ると面白い。
・ベタだけど、YAKOさんの説明の中の子供をやるのは、ありかもしれない。ケーキ。
・A⇨B⇨C、といった連鎖は是非やりたい。
・楽しいよりも、気持ちいい? なんか感じたことがあれば教えてください。
・シームレスにしたい。いつの間にか原作からのエピソードも入っている。
・俳優側の中で、ルールがある。
・公園で遊んでいる状態をやってみた。
・今日はあえて子供をという言葉を使っていなかったが、みんなはどうですか?
⇨意識はしていない。大人は自制心がある。子供は自制心が無い。
⇨針の振れ幅が大人、子供になる。
⇨子供を演じる意識はやっぱりあったと思う。大人になるインスピになっていないから、みんな子供を演じるを意識していただろう。

ウォーリー:大人バージョンをやってみようか?
ウォーリー:先ほどのモデルゲームの、受けては、大人になっていたのか?

⇨相手を気遣わない。リミッターかけない。
⇨本当の子供はそうじゃない。体の反応はリミッターをかけていない。
⇨指示が無いとやりにくい。真似しながらやっていた。やっているうちに、子供の感覚を思い出した。
⇨子供を遊びを全力でやるということを考えた。
⇨止める時にだるまさんが転んだ、といって止めた。
⇨ゲームを全力でやるのはどうかと思ったが、
⇨役をやっている意識はなかった。小さい頃の自分もやっていたけれども。
⇨喋りかけられると、こちらもそれに対応して話ができる。


★先週のこと。浦瀬さんが寝ているシーンからやっていた。大人も子供も、寝ているということは変わらない。大人にも子供にも共通するものがある。それができると面白いかも。今週の浦瀬さんは、強張っている。⇨先週はやることが決まっていたから。また、母親の言葉を聞くという演技もしていた。

★体の発想はポンポン出てきた。こちらで解釈すればいい、といった動きも見られた。しかし、今度は言葉の方で。子供っぽいしゃべり方とか気になった。しかし、すりガラスの向こうで子供っぽい声は、OK。

すりガラスの向こうで意識したことはあるか?
⇨踊りの時にすこし意識した。

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