2013年1月14日月曜日

4チームで創作中。


ウォーリーさん不在のため、伊藤が講師代行。
1月のワークは、福永信著「星座から見た地球」を元に、色々なシーンを作っていっています。ウォーリーさんから出されたルールは以下のとおり。

絶対ルール
・作品は10分以内
・1つ以上の話を使ってください。(12個のテキストが配られています)・板付きで始めてください。ではけ無し。・既製の音楽はNG・小道具は、子供の遊び道具を使うこと。・マイムはNG。無対象の見たてはダメ。

また選択ルールがあり、2つ以上を選んで創作するようになっています。


選択ルール(2つ以上セレクトしてください。)
・セリフを一言だけにする。・観客を巻き込む・録音してきた音・声を使う。・動きのルールを作る・呼吸音(生音)を使う・ほぼ動かない・ほぼ止まらない・自分たちの子供時代のエピソードを入れる。できれば本当の。
チーム編成A 岩崎・関口・菊池B 今木・浦瀬・岡田
C がくりょう・YAKO・栗脇
D てい・堀川・伝

上記を踏まえて、まずはチームごとに相談の時間を設け、30分ぐらいどういった作品にするか話し合ってもらいました。その後、実際に動きながら創作してもらいました。

ここで一つお伝えしたいのが、相談となると、ついつい頭だけを動かしがちになりますが、舞台芸術では、頭と同等に、いやそれ以上に、実際に動いてみることが大切になってくると思います。頭で考えていても、机上の空論でしかないし、頭で考えるだけで良い芝居が出来るのであれば、稽古もわざわざ集ってやる必要がなくなってきます。1週間に1度会えるだけの関係性ですから、時間を有効に使って、稽古場を我が身を用いて使い尽くす
、といった意識があると良いかと思いました。

できるだけ動いて考えよう。

20時になった時点で、一度どんな感じになっているか見せてもらいました。
そこで僕からの指示を幾つか出し、もう一度創作タイムへ。

どんな作品をつくりつつあるのか、すこしご紹介します。

Aチーム
話 4番(空気、俯瞰、女の子、誕生日)
物 暗闇、懐中電灯、ベル、呼吸音、机、セリフ一言
課題 空気になって俯瞰する事をどう見せるか、暗闇で懐中電灯を使っている空気感をそのまま継続できるのか、音楽使用は良いが、登場人物が減るのは勿体ない

Bチーム
話 5番(着替え)、9番(ゲームセンター太鼓)、10番(玩具のように動かない)
物 録音された声、椅子
課題 動きのルールを使ってみてはどうか? 今木くんと浦瀬さんの絡ませ方、ドッペルゲンガー

Cチーム
話 1番(引越し、クレヨン4本)
物 模造紙、クレヨン、録音された声
課題 動きのルール化、1人が複数人に見える表現を模索、声と人の関係

Dチーム
話 5番(着替え)
物 呼吸音、子どもエピソード、観客巻き込み
課題 観客巻き込みの潔さ、伝さんの踊り、子どもエピソードの使い方、モノローグの導入はどうか?

ちなみに、1月14日は高槻現代劇場休館日のため、お休みです。
次回は、1月28日(月)です!!!

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