2013年6月6日木曜日

【2013/6/3】全体の構成が見えてきた???

どうも、森です。

リズールでのリーディングを無事成功させたからか、単純に毎日のように会っているからか、モチベーションが上がりっぱなしの様子の呼吸ら。
いつものように舞台をつくったり確認のやりとりが飛び交ったりとワイワイしているところへ、ヨーロッパのウォーリーさん(って書くと本当に外国人みたい)がSkype越しに登場。おひさしぶりです!

というわけでウォーリーさんにいろいろ確認。
まずは衣装チェックから。
用意した衣装を着たり当てたりして画面越しに打合せ
ウォーリー「白いだけだと寒々しいし、そういうパフォーマンスだと思われかねないので、白と何かの柄や色との取り合わせで。舞台に吊る服はカラフルになる予定なので、あんまり色味が強くないものを。スパッツやレギンスでアクセントをつくれるといいかも。服に映像を映すプランもあるので上のシャツ類は白で」
ウォーリー「靴は白で揃えなくてもいいかもね。みんなの動きやすい靴でもいいかな」
岳良「靴なら39マートが安いです。390円均一です」
ウォーリー「じゃあ、デザインが悪くなければそこで売っているものでお願いします」

服に映し出す文字の実験もSkypeビデオ通話で共有。
「テクノロジーを感じる…!!」とざわめく呼吸ら
暗くて何だかよく分かりません!
それからこの日、稽古の直前に送られてきた台本の新ver.ついて。
ウォーリー「今日はその台本つかわないで!また整えたやつを送ります」
伊藤「いやでも今日はこの台本に沿って頭からやってみようと思ってたんですけど」
ウォーリー「あ、じゃあお願いします」
というわけでなんだかんだ言いつつ、やっぱりウォーリーさんが送ってきた台本を頭からさらっていくことにしました。

ファーストシーンはYAKOさん伝さんが夫婦として登場。
夫(伝さん)は引っ越しの荷造りの最中に、段ボールに詰めるはずの本を読み始めます。
そこへ出てきて小言を言う妻(YAKOさん)。
浦瀬さん菊ちゃんが出てきて、そこからC.T.T.のように連鎖的に出てきて遊び始める人びと。
(なんだかんだ段取りを確認しているうちに妻を陽子さんがやることに)
妻が夫から本を取り上げると、妻と夫の時間が入れ替わり、妻は本を音読します(読む箇所はC.T.T.冒頭と同じAの引っ越しのエピソード)。

と、ここで伊藤さんが「はい、一度ストップ。ここまでのフレームを「C.T.T.」と呼びましょう」とシーンに命名。
さらにウォーリーさんから送られてきた台本をどんどん整理していきます。
「次の光のなかで踊る人たちとそのダンスについての台詞のところもひとつのフレームとします」
「その次のロミジュリ、これはやりましたね。ここもひとつのフレームです」
「それからケミカルダンス、これはこれでひとつのフレームにします」
「で、アナグラム。これもひとつのフレーム」
「その次に屋上のシーン」
「それから、小鳥。ここは浦瀬さんがメインのフレームですね」
「次は風が吹くブリッジ」
「図書館から潜水艦への場面、これは菊ちゃんが本を取ろうとするやつですね」
といった具合に、これまでのクリエイションを思い出しつつ、どの記述がどのシーンに該当するかをみんなで探っていきます。
それでも台本の最後のほうについては結局よく分からず……、とにかく整理できた部分まで通してみることになりました。

通していて迷わないように構成のカンペを用意。再整理してみました。
(知らない人には暗号)

冒頭だけですが通しの様子を動画でお楽しみください。
http://youtu.be/yAzIWcbXzE0
http://youtu.be/NPa_TABbOqo

「星座から見た地球」の影文字(「ら」)

こちらはメンバーのための記録の2枚。
図書館の場面の本棚の配置、ご確認ください。
図書館の本棚が人間になって迫ってくる「だるまさんがころんだ」の場面
こうして文章にしてみると軽く悪夢
通していたはずがいつの間にかシーンの確認作業になっていた稽古場。
それでも作品の全体像がシルエット程度には見えてきたかも???

この日はここでタイムアップ。
次回は小道具の用意や段取りを確認、誰がいうのか指定のない台詞を仮決めしていきます。



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