2013年6月17日月曜日

【2013/06/12】ウォーリーさん帰還! 全体像を!!!!

この日は久しぶりにウォーリーさんがヨーロッパから帰ってきました。お土産のチョコレートを貰いましたよ!といった話は置いておいて、作品の全体像の話からスタートしました。報告者、伊藤です。

全体像の話と言えども、とりあえず今何ができるのかを明確にしないといけません。ウォーリーさんから送られてきていたテキストVer3なるものに、諸々演出段階でつみあがってきた情報を掲載し(ていさん有難う!)、そのデータをもとに、伊藤がシーン毎に分解。それをもとに、全シーンをまずはウォーリーさんに観てもらいました。

もっと簡単にすると、
1.ウォーリーさんの頭の中の絵が、バラバラな文字データで届く
2.俳優と演出家とで、それらを舞台化していく
3.2で行った事を再確認していく
4.再確認後に明確になったことを台本に追記していく
5.文字データをシーン毎に区切りながら、構成していく
6.もう一度ウォーリーさんと一緒にシーンを構成していく

ということです。
上記の3,4,5をウォーリーさん不在の2週間で行った感じですね。

さて、一気にウォーリーさんにシーンを観ていただいたわけですが、僕はシーンの完成度云々よりも、参加者全員がきびきびと動いている姿に、ちょっと感動してしまいました。普通の演劇の作り方とは違って、時系列的に作品が仕上がっているわけではありません。フレームだけをとにかく作ってきたような稽古の中、よくも頭がごちゃごちゃにならず、全シーンを演じていけている皆さんの姿が、とても良かったです。

さて、以下演出メモです。

===
開場中
服釣る、ひもつる。
段ボール2、3個
CTT方式で行く。つまり連鎖式。

SC0
CTTの流れのなかで、浦瀬:子供を演じるってどういうことだろう。子供を観察するっていうことでいいんだろうか。嬉しい時、悲しい時、怒っている時、大人もいろんな顔を持っている。大人も一人でいる時、いろんな顔をもっている。子供も学校にいるとき、家にいるとき、それぞれいろんな顔を持っている。

→シェイクスピアにつなげる。


がくりょう:これから演じるということについての劇をやるわけなんですけれども、僕らは役者で普段いろんな役を、


今木:ロミオ演じます
ようこ:あ、じゃあ私ジュリエット演じます

*ようこのセリフ、歌インで女性アンサンブルはベランダに。男性アンサンブルは、ロミオのベランダになる。
*ようこ、今木は動く。ベランダを動かす。
*ようこ、今木はロミジュリを意識した格好。*僕はBです。で仮装を脱ぐロミジュリ

ポイント:人の壁をつくる。懐中電灯は使わない。

→SC1ー5(Aになります。Bになります。)につなげる

→そのままダンス(曲の入るタイミングを前倒す可能性あり)

*ケミカルダンスの続きはYoutube確認のこと。
http://www.youtube.com/watch?v=v6V-JdtTICI
http://www.youtube.com/watch?v=2QO1jm6q3sk


ダンス後は呼吸。
上下に懐中電灯をセッティング。

*その場でダッシュ、すぐに止まって呼吸。
*呼吸を変えていく。呼吸のテンポに合わせて、懐中電灯。
*そのままの流れで、呼吸ら文字。
*最後の呼吸。吐く時に、電灯をつける。


===

公演特設サイト
http://cokyula-1.theater-t.com/

2013年6月13日木曜日

【2013/06/10】今日も台本の流れを確認

どうも、森です。

ウォーリー木下クラスでは第2期の参加者を絶賛募集中!
興味ある方はぜひ稽古場に遊びに来てみてください!
http://www.gekken.net/actorslabo/takatsuki/offer.html

この日はウォーリーさん復帰前の最後の稽古。
岩崎さんによるストレッチからスタートしました。
のびーるのびーる
今日も伊藤さんが代行。
「今日やることは事前にメールで連絡した通り」ということで、メールの該当部分を以下コピペ。

>今日は、
 呼吸らテーマソング、冒頭シーン、着替えダンス、台風のシーン、ラストの台風と胎児
 をやろうと思っています。


というわけで、まずは着替えダンスから。
岩崎さんがすでにつくってあるとのことなので、その振り付けをみんなに渡します。
とりあえずみなさんにペアになってもらいます。

【Tシャツ組】
ヤコさん・かなえさん
伝さん・きくちゃん
【ボタンシャツ、パーカー組】
ようこさん・今木くん
浦瀬さん・ていさん
さっちゃん・岳良

右側に名前のある人たちがシャツを脱ぎかけた状態で左右に動きます。
左側に名前のある人たちはその動きを「危ないよ!」と言わんばかりに止めます。
Tシャツ組は脱がせた服を整えたあと、そのTシャツを相方に穿かせます。
ボタンシャツ、パーカー組は動きながらシャツ(あるいはパーカー)を交換。
その後全員ペアでのミラーリングの動きとなり、やがてテンポアップして、ひとりひとりの動きが独立していきます。
呼吸らの稽古場はいつもふしぎ☆
着替えダンスの稽古動画 ☞ http://youtu.be/BZSmPGbasFE

のちほど伊藤さんが構成を整理するため、ペアにアルファベットを振りました。
A:浦瀬さん・ていさん
B:さっちゃん・岳良
C:ようこさん・今木くん
D:ヤコさん・かなえさん
E:伝さん・きくちゃん
(上と同様に、右側が服を脱ぐ人です)
あとは自主練でブラッシュアップしていきましょう、ということで次の稽古へ。


次は伊藤さんの知り合いの作曲家の方がつくってくださった「呼吸らのテーマ」のお披露目。
さしあたってみんなで聴いてみます。
それからさっそくパート(?)を振り分けて練習。
なかなか一筋縄ではいかず、これも練習ということで休憩へ。


休憩ののち、伊藤さんがまとめた新台本配布。
その台本にしたがって先週と同じように冒頭から場面を追っていきます。
ピナの『コンタクトホーフ』にもこんなふうに女性を囲む場面があった気がした
ほーら、あった。え、全然ちがう?
気を取り直して動画をどうぞ ☞ http://youtu.be/TI4bfSE2bMA




「Aになるのです!」「私はAです」…のくだりで一旦ストップ。
ウォーリーさんからの指示やポイントを確認し、段取りをこまかく決めていきます。
確認ののち、また冒頭から追っていきました。

そのまま次のケミカルダンスの確認へ。
動画はこちら ☞ http://youtu.be/3J2DTjxNXyw

次はウォーリーさんによって「台風のシーン」と名付けられたシーン。
一応動画に撮ってみましたが、ウォーリーさん、こんな感じでいかがでしょうか。

最後に明るい状態のまま、アナグラムをおさらい。


伊藤「これから稽古が佳境に入っていきます。小道具や衣装の動きも頻繁にあるし、シーンとシーンのつなぎについて細かい確認が出てくると思います。ただ順番にシーンが続いてくというよりクロスチェンジしていくようなところもあるので注意してください」
その後、台本の場面構成を初めから説明・確認。
呼吸らでは様々な課題に対するクリエイションを繰り返し、それをパーツとしてひとつのパフォーマンスをつくるというかたちを採っているので、どの場面にどのパーツが使われているのかということが非常に複雑。
本当に、よくみなさん把握できているなあと感心します。


次回は伊藤さんが執筆予定。
いよいよウォーリーさんが復帰します。





2013年6月6日木曜日

【2013/6/3】全体の構成が見えてきた???

どうも、森です。

リズールでのリーディングを無事成功させたからか、単純に毎日のように会っているからか、モチベーションが上がりっぱなしの様子の呼吸ら。
いつものように舞台をつくったり確認のやりとりが飛び交ったりとワイワイしているところへ、ヨーロッパのウォーリーさん(って書くと本当に外国人みたい)がSkype越しに登場。おひさしぶりです!

というわけでウォーリーさんにいろいろ確認。
まずは衣装チェックから。
用意した衣装を着たり当てたりして画面越しに打合せ
ウォーリー「白いだけだと寒々しいし、そういうパフォーマンスだと思われかねないので、白と何かの柄や色との取り合わせで。舞台に吊る服はカラフルになる予定なので、あんまり色味が強くないものを。スパッツやレギンスでアクセントをつくれるといいかも。服に映像を映すプランもあるので上のシャツ類は白で」
ウォーリー「靴は白で揃えなくてもいいかもね。みんなの動きやすい靴でもいいかな」
岳良「靴なら39マートが安いです。390円均一です」
ウォーリー「じゃあ、デザインが悪くなければそこで売っているものでお願いします」

服に映し出す文字の実験もSkypeビデオ通話で共有。
「テクノロジーを感じる…!!」とざわめく呼吸ら
暗くて何だかよく分かりません!
それからこの日、稽古の直前に送られてきた台本の新ver.ついて。
ウォーリー「今日はその台本つかわないで!また整えたやつを送ります」
伊藤「いやでも今日はこの台本に沿って頭からやってみようと思ってたんですけど」
ウォーリー「あ、じゃあお願いします」
というわけでなんだかんだ言いつつ、やっぱりウォーリーさんが送ってきた台本を頭からさらっていくことにしました。

ファーストシーンはYAKOさん伝さんが夫婦として登場。
夫(伝さん)は引っ越しの荷造りの最中に、段ボールに詰めるはずの本を読み始めます。
そこへ出てきて小言を言う妻(YAKOさん)。
浦瀬さん菊ちゃんが出てきて、そこからC.T.T.のように連鎖的に出てきて遊び始める人びと。
(なんだかんだ段取りを確認しているうちに妻を陽子さんがやることに)
妻が夫から本を取り上げると、妻と夫の時間が入れ替わり、妻は本を音読します(読む箇所はC.T.T.冒頭と同じAの引っ越しのエピソード)。

と、ここで伊藤さんが「はい、一度ストップ。ここまでのフレームを「C.T.T.」と呼びましょう」とシーンに命名。
さらにウォーリーさんから送られてきた台本をどんどん整理していきます。
「次の光のなかで踊る人たちとそのダンスについての台詞のところもひとつのフレームとします」
「その次のロミジュリ、これはやりましたね。ここもひとつのフレームです」
「それからケミカルダンス、これはこれでひとつのフレームにします」
「で、アナグラム。これもひとつのフレーム」
「その次に屋上のシーン」
「それから、小鳥。ここは浦瀬さんがメインのフレームですね」
「次は風が吹くブリッジ」
「図書館から潜水艦への場面、これは菊ちゃんが本を取ろうとするやつですね」
といった具合に、これまでのクリエイションを思い出しつつ、どの記述がどのシーンに該当するかをみんなで探っていきます。
それでも台本の最後のほうについては結局よく分からず……、とにかく整理できた部分まで通してみることになりました。

通していて迷わないように構成のカンペを用意。再整理してみました。
(知らない人には暗号)

冒頭だけですが通しの様子を動画でお楽しみください。
http://youtu.be/yAzIWcbXzE0
http://youtu.be/NPa_TABbOqo

「星座から見た地球」の影文字(「ら」)

こちらはメンバーのための記録の2枚。
図書館の場面の本棚の配置、ご確認ください。
図書館の本棚が人間になって迫ってくる「だるまさんがころんだ」の場面
こうして文章にしてみると軽く悪夢
通していたはずがいつの間にかシーンの確認作業になっていた稽古場。
それでも作品の全体像がシルエット程度には見えてきたかも???

この日はここでタイムアップ。
次回は小道具の用意や段取りを確認、誰がいうのか指定のない台詞を仮決めしていきます。



2013年5月30日木曜日

【2013/5/27】Drip Drop

今日はウォーリーさんが欧州公演で不在のため、伊藤さんが稽古を取り仕切ります。

とりあえずドロップ読みの割り振りをまとめた書類を配布し、説明、確認。

本日のメニューはドロップ読みとバーレッスンと映画館〜屋上の場面とのこと。
どちらかといえばドロップ読みを重点的に進めるそうです。

まずは原作66PのDのくだりのドロップ読みの稽古から。
特に動きが決まっているわけでもないらしく、一からつくることになりそうです。
とりあえず横一列に並んで座り、ドロップ読みをしてみます。

ウォーリーさんからの指示を確認。
YAKO「後半を早く。前の人のセリフを食っていく」
岳良「きくちゃんの「せんすいかん」を韻を踏むように、リズミカルにいう」
などなど。
伊藤さんからの提案(指示?)は「まる(句点)を意識をすること」「ひとりでドロップをしないこと」「発する言葉のイメージを過剰に表現してみることで振れ幅を出すこと」「音程も工夫してみること」。
何度かやってみます。
YAKO「ウォーリーさんはドロップのイメージについて「最初はポツッ、ポツッと落ちてきていた水滴が最後のほうではザーッと降る雨になっている感じ」言っていたと思う」
伊藤「じゃあ、間の取り方を工夫することでその感じを出すようにしてみましょう」
言葉の合間を詰めて(言い終わりと言い始めを重ねて)言うようにする箇所を具体的に指定するなど、いろいろと試してみます。

次は135PのDのくだりへ。
とりあえず一度読んでみたのち、伊藤さんが「こっちはザーザー降りからポツポツの水滴になるように読んでみましょう」と提案。
極端に間を詰めてみたり、大きな声で読んでみたり、試行錯誤。
ひとまずの落としどころを見つけて切り上げます。

次は初めてドロップ読みをする69PのBのくだり。
この部分の割り振りは伊藤さん。かなり細かく言葉を区切っていますが「これでどうなるのか試したい」のことです。
みんながやってみたのを聞いた伊藤さんは「さすがにイライラしてくる」と感想(そんな!)。
がんばって何とか意味がわかるように読んでみます。
それから、跳ねさせずに相手に渡すように読むこと、全員で声を合わせるところは伸ばすようにすること等のルールを決めて読んでみます。

5分間の休憩ののち、バーレッスンの場面の練習へ。
ウォーリーさんの指示をブログの記事からおさらいし、「バーレッスンからバス停へ」という流れを確認。
と、どうやらこの練習は6月2日のリーディングのための練習のようです。
(このバーレッスンの場面、稽古を見に来た原作者・福永信さんが後日「面白かった」とおっしゃっていたそうです)
こんなバーレッスン、見たことない!
118P〜119PのAのくだりを軸に、バーレッスン、バス停、時計の3つのイメージが成立するように、伊藤さんの指示を聞きながら動きつつ、大まかな段取りを決めます。
結局細かいことは後日詰めることに(本番、今週末だけど)。

それから映画館から屋上へと空間のイメージが移行していく場面をつくっていきます。
岳良が考えた段取りをまずは説明してもらい、いつものように「とりあえずやってみる」ことに。
段取りは以下の通り。
映画館で父とふたり、映画を観ている岳良。
糸電話で話しかけるも父は聞いてくれない。モノを投げたりして気付かせようとします。
糸電話で何か話す父。たまらなくなって雑踏に飛び出す岳良。
岳良は行き交う人びとに揉まれながら、デパート?の屋上へ。
そこで双眼鏡で何かを見ている伝さんや、お父さんとはぐれたらしいさっちゃんに出会います。
岳良は影のようにさっちゃんの真似をしながら、彼女の後を追いかけていきます。
映画館での父と子
伊藤さん、雑踏から屋上への風景の変化を何パターンか試してもらいながら動線を探っていきます。

映画館から屋上への場面も次回へ持ち越し、最後にもう一度66P、135P、69Pのドロップ読みを練習。
69Pのドロップ読みですが、個人的な印象としては言葉が明滅している感じというか、木琴や鉄琴あるいは鍵盤の上を意味が跳ねていくという感じ。
上から下へと落ちて弾けるドロップ(水滴)というより、むしろ当たって跳ね回るピンボールのような。

ここで本日の稽古は終了。

公演が一ヶ月後に迫りつつありますが、まずは6月2日のリーディングを成功させなくてはならない呼吸ら。
次から次へとタスクが出てくる日々ですが、遊び心を大切にして乗り切っていきましょう!




2013年5月21日火曜日

【2013/5/20】ウォーリーさん欧州・東京ツアー前の最後の稽古


どうも森です。久しぶりにウォーリークラスに来ました。
ウォーリーさんがオリジナルテンポの欧州公演でしばらく抜けてしまうため、どんどん場面づくりが進められているようです。
すっかり謎の言葉が飛び交う現場に様変わりしていますが、僕もがんばってついていきたいと思います。

今日はかつてつくったパーツを確認するところからスタート。
確認されたパーツは以下の3つ。
伝さんが発表した「音の鳴る階段」
浦瀬さんたちが(ずいぶん前に)発表した「お経のように数字を読む」
さえさんが発表した「本に隠れるかくれんぼ」

ここでウォーリーさんが本日の時程を宣言。
20:00まで場面づくり、それから21:00までにオープニングづくりをするそうです。

まずは以前かなえさんが発表した図書館の場面をきくちゃん主人公でつくります。
ウォーリーさんの指示は「しいんとした静かな図書館をイメージしてゆっくり歩く」「足を上げず背伸びで本を取る」「本を読みながら歩く」「紐をくぐるときは四つん這いにかがむ」などなど。
ウォーリーさんの合図で次々にみんなの手から落とされていく本に素で困るきくちゃん。その様子にウォーリーさんが笑うと「笑い事……!?」。
ウォーリーさん、きくちゃんが背伸びをして本を取ろうとしたときに本を少し持ち上げてかわすようにYAKOさんに指示。きくちゃんの身体性が際立ちます。
やがて本棚だった人びとは椅子に座り、本を読む人びとへとメタモルフォーゼ。
特別派手なことはしていないにもかかわらず、ノスタルジックな味わいのある不思議な情景が浮かび上がります。
さらにきくちゃんには登場とともに本の開いた箇所を読むように、みんなには着席後にドロップ読みをするように指示。
それを本に隠れる「かくれんぼ」につなげていきます。
ドロップ読みをする声に翻弄されるきくちゃん。
ウォーリーさんからみんなへの指示
「読み方を工夫することできくちゃんをもっと翻弄するように」「もっと身体をつかうように」
それからドロップ読みは「だ」「る」「ま」「さ」「ん」「が」「こ」「ろ」「ん」「だ」へと変化。
その「だるまさんがころんだ」をきくちゃんが引き継ぎ、みんなが服を脱ぎながらきくちゃんへと集まっていく動きへ。
BGMも重なって妙に迫力のある場面が出来上がりました。
場面名は『図書館からのだるまさんがころんだ』に決定(なんだそりゃ)。

今度は『バーレッスンから時計のつぶやき』の場面。
さえさんリードによる全員でのバーレッスンの光景から原作119ページの朗読へ、そこからていさんの時計の動き&つぶやきにゆるやかに移行していきます。
バーレッスンの様子。ここから一度みんな退場し、ていさんの時計に移行していきます。
他のみなさんはバス停(というより街路の雑踏?)の情景をスローモーションで重ねていきます。
ウォーリーさんが「ていさんの語ることばを増やせないかな」と提案したところで時間は20:00。
この場面はここまでで切り上げることに。

ちょっと休憩ををはさんで、みんなが提出した宿題をまとめた書類を配布。

次は潜水艦の場面。これも僕は未見の場面です。
ウォーリーさんの指示で何やら紙コップを口に当てる人びと。
どうやらみんなで潜水艦内での通信音声を再現するようです。
YAKOさんのアイディアを元手に、みんなで操舵席と潜望鏡をやります。
手前が潜望鏡チーム、奥が操舵席チームだそうです。
なんかもう……舞台って自由!!
ウォーリーさん「ためしに少し離れて紙コップを口に当てて、潜水艦のなかにいるつもりで会話してみて」
もともと声が低いせいか、何を言っているか分からない今木くん。
「それはそれでありだな」と伊藤さん。自由!!
今度は紙コップを口に当ててソナー音を声でやってみます。
写真だとさっきの写真と同じに見えますが、4人はソナー音をやっています。
会話とソナー音を重ねてみます。
もはや写真では伝わるものも伝わらず
「じゃあ今の潜水艦とバスをつなげましょう」とウォーリーさん。
なんか初めて聞くと秘密兵器でもつくるみたいです。

みんなロープの上にミニカーを走らせるかのようにミニカーを持って舞台に立ちます。
「トンネルに入りました」という言葉をきっかけに照明が暗転、場面はトンネルからサプライズ誕生会の誕生日ケーキ登場の光景へ。
みんなで歌うハッピーバースデー、ケーキを運んでくるきくちゃん。
主役がろうそくを吹き消そうとすると「ダメだよ」と止めるきくちゃん。
どうやらパーティーに1人遅れているらしく、その遅れているもう1人としてYAKOさんが舞台奥を走って横切ります。
とりあえず乾杯だけしようということになり、みんなで乾杯。
そしてコップを口につけたところから場面は潜水艦のなかへ。
さらに潜水艦から、ゆったりとしたひとかたまりの動きへ。
「○○が見たい」という言葉を順番につぶやきながら舞台上をさまよいます。
(って、読み返しても本当に意味不明……。稽古場の想像力に言葉が追いついてなくてすいません)
このときに語られる「潜水艦の外を見たい」という欲求が「生まれようとする胎児」のイメージへとつながるらしいのですが……ま、それはまた別の機会に

また少し休憩をはさんで、今度はブリッジ(場面のつなぎというか、つなぎの場面というか)をつくっていきます。
潜水艦のあとのひとかたまりの動きから、さえこさんをきっかけに場面は雑踏の情景へ。
この雑踏の歩き方を「いろいろ実験していい?」と言いながら何パターンも試すウォーリーさん。
動きが一様になってしまったり、衝突してしまったり、なかなか決まらず出演者も演出家も大変そうです。
と思いきや、突然決定。(油断してて記録とれなかった……)
しかもここにきて、この「ブリッジ」が全体の構成のなかで多用されるものであることが判明。
さらにブリッジにハーモニーを乗せてみますが、これについては「イマイチだね」とウォーリーさん。

時間は21:30になりましたが、粘ってもうひとつブリッジをつくっておくことに。
どうやら「風ブリッジ」という名前がついているようですが……。
それぞれロープにかけた服や布を「シューッ」という風の擬音に合わせて手でなびかせます。
何度か練習して形を決めて完成!
なんかシュールなアイキャッチみたいになっていますが、これも多用されるそうです。

ここで本日の稽古は終了。
お疲れさまでしたー。

おまけの稽古後のミーティング動画です。






2013年5月15日水曜日

[2013/05/15]台風、椅子、稽古場見学やってます。


ワーク報告です。今日、稽古場見学の方が来られました! 稽古場見学に関しては、お気楽にお問い合わせください。詳細は、 http://www.gekken.net/actorslabo/takatsuki/offer.html
以下、本日のワーク詳細。

冒頭は、CTT(演出:伊藤代行の日に諸々やります)
CTT追加ルール:今までのセリフを散りばめる。

元ルール:前のインスピレーションで動く。盛り上げてきたら、のっかる。静止したりする。飽きたらやめる。1個のことに集中し過ぎない。段々と増幅させる。ブームをつくる。意味が絞られないように。0で歩かない。ノイズを出す。考えない。見る感じる動く。考えをいれない。

実際に一回やりました。CTT。久しぶり。

ウォーリー:リーダーをはっきりさせる。たまにノイズが入るぐらいで良い。舞台は広い。

印象に残って行為
がく、上を見ている。てい、回している、遠隔回し
「〜が見えた」の連鎖伝聞。色鬼。糸電話。YAKOさんの話している方向。みんなが、次第にマイクの人が話をきく。

★紙コップでのトーク→潜水艦に繋がる!

★糸を徐々に貼るのはどうか?
★ノイズから冒頭のセリフ「ダンスの話」にいけるのか?
→開演前と後のつなぎ。自然にフライトしていく。

★Aです、Bです、Cです。のくだりの台本としてテキスト化する。

ABCDのくだりの手書きメモ
ダンスが1分までできた。その後をつくります。
その後は、3人1組グループ。
A        さっちゃん、堀川、今木
B        岩崎、ようこ、でん
C        きく、うらせ、てい

最初、YAKO、がくりょうが後ろ歩き
最後の歌では、ABCグループはくっついて全員になる。目安は、6連目あたりから

みんなで斜めから走ってみる。
今木、きくちほりかわ、がくりょううらせいわさき、ようこていYAKO、でん岡田
*サポーターがあると良いと思います!

いろいろと走って、その後最後のシーンをつくる。
とぼとぼ5歩歩く、スローモーションで。呼吸音もいれて。
呼吸音ではなく、風の音に。椅子に座ったら、すごい台風がくる。台風をあげていく。
鈴の音。YOUTUBE有。各自確認すること。

椅子のしたで、胎児になっていく。
生まれている子どもの噂話。本では108p、130p、58p、125p

印象的だった、「蹴ってる。」という言葉。

58p、125p 子どもの名前を考える人々        がくりょう、うらせ、きくちゃん、かなえ
130p 妊娠検査薬        いまぎ、ようこ        
108p        いわさき、てい、YAKO、でん、さっちゃん

★宿題 上記のグループ間で話をする。会話を作成してください。★

椅子のしたで胎児のポーズ。これを発展させる。
椅子はマンホールの蓋。マンホールが空いたら、地上に出てくる。
★一度、地上から椅子が浮くこと。
★椅子は静かに倒す。と同時に起き上がってくる。
★宿題 家で椅子を使って練習を★

次はドロップ読みをしました。
135pのドロップ読み。気持ち良いのを探す。
★セリフは覚えてくるように。最後の方がザーッと降ってきてくると望ましい。

★映像をみておいてください。YOUTUBEあり★

★切り絵の文字をそれぞれつくる★



2013年5月9日木曜日

【2013/05/06】ドロップ読み試行錯誤

どうも森です。

チラシができました!わーい!
チラシをそれぞれ持っていったあと、まずは先週やったことと宿題を確認。
宿題は69Pのバス停についてのBのくだりを覚えてくること。今日はその箇所を読むところからスタートしました。

順番を決めずに数字をランダムに計上していく簡単なゲームでウォーミングアップをしたのち、同じ要領で、言葉を即興で短く切ってランダムな順番で文章を読みます
(呼吸らでは前回からこの読み方に「ドロップ読み」という名前が付けられているようです)。
次は運転手の台詞を浦瀬さん、乗客の台詞をかなえさんが担うことにし、読むフレーズが少し長めになるように心がけながら読みます。
ウォーリーさんからの指示は「音の高さや音量を変えたり、言い方を変えたり、いろんな工夫をしながら読んでください」。
聞いていると、意味は取りにくいものの、ひとつだった物語が数えきれないほどたくさんの物語に増えていくような不思議な感覚に陥ります。

次は67PのDのくだりを、読む順番を決めて同じように読んでいきます。
ウォーリーさんからの指示は「他の人が読んでいるときに適当にノイズを入れてみてください」。

「67Pと135PのDのくだりは上演台本の柱にしたいと考えている」というウォーリーさん。メンバーのドロップ読みを聞きつつ、必死にイメージを練っているようです。
今度は車座になって67Pのドロップ読みを続けます。

ひとりあたりの読む量が長くなったせいか、物語が増えていくという文章の意味が多彩になったような印象が強くなりました。
ウォーリーさんが文章を切るところを指定し、また読みます。
「少し切なく読んでみてもらっていい?」とちょっとアバウトな指示を出しながら、ウォーリーさんも車座のなかへ。


「次は「だるまさんがころんだ」みたいに無機的に読んでみてもらっていいですか。声の発話に関しては大小程度の変化だけにして、あんまり情緒的にしないで。間の取り方で工夫してみてください」
「後半のメインをきくちゃん・ようこさん・かなえさん・浦瀬さんの4人にします。前半はさっちゃん、後半ようこさんがリーダーで。あと一回だけ読みましょう」

最終的に読む箇所を決めることにしました。
ウォーリーさんがテクストの断片と読む人を割り振り、それを各々メモします。
テクストが即興のドロップ読みから台本として固定化されました。

一部を紹介すると、こんな感じ。
↓  ↓  ↓
がく D
よう は
さえ しょちゅう外へ出かけた
さち くりかえし
てい い
かな え
でん から外へ
がく 出た
いま 顔も
きく 洗わず
やこ いってきますも
きく いわないで
さえ あとで怒られたことも
うら あった

なかなかハードな作業でした……とりあえず休憩!
あくまで僕がそう感じるだけなのかもしれませんが、作業が進むにつれて稽古場全体が疲れに比例して集中力が高まっていったせいか、テクストを断片的に読み上げていくウォーリーさんの言葉がどんどん研ぎ澄まされていったような気がしました。これは演劇の現場でたまに遭遇する現象ですが、読む(語る)ひとの意識がその言葉の意味から離れていけばいくほど音声はかえって純粋に言葉の意味を伝えるようになるということがあります。この作業の終わりの頃にはそれが起きていて、傍観していられた僕は小説家福永信の書いた言葉を演出家ウォーリー木下の(奇跡的に)洗練された朗読で味わうことができたのでした。(現実的なことをいえば演出家のウォーリーさんがそれをできていても仕方ないわけですが)

休憩ののち、メトロノームに合わせて135Pを割振りのとおりに読みました。
ま、とりあえず覚えましょう!ということで、次の作業へ。

前回発表されなかった一人芝居をみんなで観ます。
ていさん、さっちゃん、ようこさんの順番で発表。
この日もようこさんが大暴れ!?どうぞ動画をご覧あれ。


ウォーリーさん、OPで「星座から見た地球 呼吸ら」を影絵で出そうと考えているとのこと。しかも影絵を出しながらドロップ読みもしたいらしく、一文字ずつ割り振ります。

いま 星
でん 座
さち か
よう ら
きく 見
かな た
さえ 地
てい 球
やこ 呼
がく 吸
うら ら

ウォーリーさんのイメージでは3ターン読んで3ターンめでタイトルらしくなるように持っていきたいようです。
ちょっと読み方を探ってみます。
こちらも動画をご参照。


次は璐美受理もといロミジュリ(なにMacのこの変換)へ。
ロミオは今木くん、ジュリエットはようこさんにキャスティング。
今木くんの「ロミオ演じまーす」というラフな立候補の言葉から、有名なバルコニーの場面を読んでいきます。
そして「今日からもうロミオではなくなります」から「僕はAです」「私はBです」……のシーンへと接続することに。
名乗るアルファベットを割り振り、リズムに乗せて続けていく練習をしていきます。

今日はここでタイムアップ!おつかれさまでしたー。